〜障がい当事者と考える柳川まちづくり研究会〜

段差は、こんなところにも❗

柳川駅前は、これから数年かけ
川下り乗船場を作ったりの工事が始まります。
いわゆる駅前開発事業。
西鉄だけでなく、柳川市も関わる大きな事業が
すでに始まっています。

それにともない私たちは、市の都市計画課さんと
現在の駅前のバリアフリーの検証を行い、
今後の開発にいかしてもらいたいと思っています。

実は8月の終わりに、都市計画課さん主催で
私たちがモニターとなって実際に駅前を歩き
検証する機会を設けていただいてましたが、
緊急事態宣言を受けて延期となってしまいました😣
宣言が明けてから、改めてモニタリングできたらいいなと思っています。

先日、田嶋さんと駅前を歩く機会があり
田嶋さんが感じる段差、危険箇所を教えてもらいました。
明らかに目に見える段差よりも、
車道と歩道の境目の、気づきにくい数センチの段差の方が危ないということを教えてもらいました。

数年前までこの周辺に住んでいた田嶋さんは、
どこを通れば安全か、覚えてらっしゃいますが、

観光で訪れる車イスの方、ベビーカーの方には
なおさら、視覚的に見えづらい段差の方が危険。
また視覚障害の方など、ほかの障がいをお持ちの方には別の危険箇所があるかもしれません。
みんなで確認することの重要性を、改めて感じました。

進行方向からは、段差が見えてない

新型コロナウイルスの猛威が続いている中、
重症化リスクの高い障がいお持ちの方とは
なかなか実際に会うことができないでいます。

しかしながら、社会活動はストップすることなく
進んでいるので、私たちもWithコロナを意識し
電話やオンラインツールを使いながら、
障がい当事者さんの声を収集し
柳川市などと共有していけたらと思っています。

Staff K
  • Staff K
  • 某ドラッグストアー勤務。
    月に1度ほど、車イスの母を連れて外食に行く。
    カズレーザーとすゑひろがりずのファン。