〜障がい当事者と考える柳川まちづくり研究会〜

車いすで議会を傍聴プロジェクト(後編)

先日の議会傍聴プロジェクト
後編は車いす目線から、私(田嶋)がレポートします😌

一般傍聴するには、まず市役所4階の議会事務局で
住所、氏名などを記入し、自由に途中入退室できます。
ですが私の場合、まず車いすで入室可能かを
確認するため、一週間ほど前の下見から✊

柳川市との協働事業プロジェクトということで
総務課さんに議会事務局につないでいただいて
三者で議場を下見。

ここで問題が2つ。
①階段あり
私と車いす合わせると80キロ以上。
狭い階段のため、大人数で運べないということで
私と車いすを別々に抱えてもらうことに。

②一般傍聴席に車いすが入らない
寸法を測ると、記者席に収まることがわかり、
事務局の方が、議長と記者クラブの許可を取って
くださいました😌✨

当日は、30分前に議会事務局&総務課の方々
がスタンバイ。
下見のときシミュレーションした通りに、
大人数の協力があって無事、記者席に😅💦
そして有明新報さんの取材も受けました。

午前の一般質問終了後、傍聴席から降りる際、
若手議員さんたちの力もお借りして、退室。
初めての傍聴、無事に成し遂げました!😄
(まるで山登り山下りを達成したような感じ😌)

退席の際、ご協力ありがとうございました😌

後談。議会のあと、評議会で、
議場のバリアフリー検討の提案がなされた
そうで、これまで接点のなかった議員さん
からの発言とお聞きして、色々な人々に
少なからず気づきや影響を与えたのではない
かと思い、驚きとうれしさでいっぱい。
今回のプロジェクトをやってよかったなと
改めて思いました。ありがとうございます😌

先日私が、柳川大川の旅館組合さん主催の研修会
で講演させてもらった「心のバリアフリー」。

2021/11/24
水都やながわイベントホールにて。

段差があっても、手を貸してくれる方がいれば
多少の段差は、大概は何とかなり、
障がいを持っていても行けるところが増えます。
『行こう!』と思い立ったその日に
何の気兼ねなく、下見などしなくても
フラリと行けるように♪😊✨

特に駅前など、誰もが利用する場所は
ユニバーサルデザイン、バリアフリーだと
誰もが安心して使えます。
高齢者、ベビーカー、視聴覚障がいの方
誰一人取り残されない街、柳川へ!😄

都市計画課さんと協働事業で進めている
駅前開発への提言も、
取り組み始めているところです。

有明新報さんの記事より。

議会傍聴プロジェクトは、今後も続けたいと
思っていて、とりわけ障がい当事者に関する
質問などには、注目していきたいと思います。
柳川市職員の皆様、議会事務局の皆様、
今後とも、ご協力よろしくお願いします🙇‍♂️⤵️

田嶋寿之(たじまひさゆき)
  • 田嶋寿之(たじまひさゆき)
  • 自称・車いすの活動家!?…地域おこし的な活動やカウンセリングで、地元柳川を中心に飛び回っています‼(^^*)
    障がいのある方たちが、地域に住む多様な人々と交わることで、住みよいまちづくりに繋がるのでは…という想いで『車いすでバンバン走れるマチ』を目指して奮闘中!