認知症フォーラム柳川に参加📝
2019年12月8日
2022年2月21日
「認知症であってもなくても誰もが助け合って共に暮らすまちづくり」をキーワードに、2016年から3年間開催してきた柳川市のRUN伴。
今年は形を変えて行われたのが、
認知症フォーラム柳川『当事者とともに』。
12月8日(日)、柳川市下宮永町にある柳川市農村環境改善センターにて。
佐世保市で、若年性認知症の当事者活動をされてある福田人志さん(57歳)が、
「若年性認知症になった私から~あなたに伝えたい」というテーマで講演をされました。
福田さんは51歳の時、若年性アルツハイマー型認知症を発症。当時、調理師として病院で働いていました。が、味が分からなくなったり、色々なものを失くしたりして、仕事に支障をきたすようになったそうで「はじめは自分では『うつ病』だと思って、精神科で薬を調合してもらって飲んだら治るものと思っていました」。
精密検査により『認知症』であることが判ってからは、後見人の献身的なサポートにより、それまで描いたことのない絵を描くことに少しずつ興味を持ち、言葉にできなかった様々な思いも絵に添えていったそうです。
その後、認知症の当事者がお茶を飲みながら気軽に雑談できる場づくりなどに関わっていくことになります。
「たとえ認知症になっても、自分が決めて自分で生きていく。その思いを『共生社会』に繋げていきたい」と、力強く話されていました。
福田さんの講演後に、各テーブル5~6名でグループディスカッションが行われ、
「認知症になったらどう生きるか」
「いま私たちにできることは何か」
というテーマで、様々な意見交換をしました(^^)
今回のフォーラムに参加して、認知症に対する正しい知識を持つことの大切さに、改めて気付かされました😌
文責:田嶋